動画マニュアルの一元管理でOJTの効率化とコストカットを実現
株式会社サング

動画マニュアルの一元管理でOJTの効率化とコストカットを実現

目的
  • マニュアルの一元管理
  • 従業員の即戦力化
課題
  • トレーナーのOJT負担が大きかった
  • マニュアルが検索性の低い環境にあった
効果
  • 育成スピードの向上
  • 食材ロスの削減

「焼肉うしごろ」をはじめ、8ブランド21店舗の焼肉店を経営する株式会社サングは、焼肉業態ではお客さまの目の前でスタッフがお肉を焼く等、ハイレベルなサービスと食事を提供することをコンセプトに従業員育成に力を入れています。今回は、スーパーバイザーの小野塚様、山田様のお二人に、shouin+の導入を検討するに至った背景から導入後の効果までをお伺いしました。

 

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Supervisor 小野塚 昌之 様

 

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Supervisor 山田 知春 様

 

 

Q1.導入前の課題について

shouin+導入前の研修や人材育成のお話を絡めながら、抱えていた課題、shouin+をご導入いただいた目的についてお聞かせください。

小野塚様:shouin+導入前は、画像やテキストのマニュアルによる育成を行っていましたが、スタッフによって捉え方が異なったり、理解度にばらつきがあり、OJTが非効率だと感じていました。弊社がお客様にご提供するサービスのメインはお肉の焼きになるので、焼く過程や焼き具合を的確に教えるには動画がいいのでは?ということになり、マニュアルの動画化を進めることになりました。

 

動画化したのはいいものの、今度は管理方法に課題が出てきました。Googleドライブ上に全てのマニュアルを格納していましたが、見たいものが探しづらく、うまく活用できていなかったことから、一元管理できるツールを探し始めました。

 

Q2.なぜshouin+を選んだのか

shouin+を選定した理由をお聞かせください。他社サービスと比較したメリットもあわせてお聞かせいただけますでしょうか。

小野塚様:shouin+を含めて4社のサービスを比較しました。導入サポートの充実や、動画アップロードの簡単さ、視聴管理ができること、履歴をCSVで出力できることがshouin+選定の理由です。特に操作性に関しては、管理画面もトレーニング画面もダントツでわかりやすく、社内に浸透しやすそう、継続利用ができそうだと思いました。
実際に、各店舗の新人にshouin+の簡単なレクチャーと「動画を見ておいてね」と伝えるだけで、迷うことなく動画の視聴ができています。

 

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導入タイミングの理由や背景をお聞かせいただけますでしょうか。

小野塚様:前述の抱えていた課題に加えて、新店舗のオープンなどが重なり全体の在籍の人数が増えたことにより、教える側の手が回らなくなったことが背景としてあります。ドライブ上にマニュアル動画をアップして、忙しい時には「動画を見ておいてね」という事ができるようにしていたのですが、例えば『シャトーブリアンの焼き方』一つをとっても何本も動画がありどれを見たらいいかわからない、そもそも動画を見つける事ができないといった事が起こり、逆にトレーナーに負担をかけてしまっていたんです。

 

その後も新店舗オープンの予定があり、会社の成長フェーズでこの状態が続いては良くないということで、マニュアルの管理方法やOJTの方法を見直すことになりました。

 

導入前に持っていた課題解決につながっているか、売上・離職率・顧客満足度の改善につながっているかなど、お聞かせいただけますでしょうか。

小野塚様:導入前は、お肉の焼きの動画を見た上でいざ実践練習をしようとなったときに、実は見ていなくて手順がわからないということがあり、スケジュールの組み直しや育成スピードの遅延が発生していました。shouin+で視聴管理ができるようになったことで、動画を見ているか見ていないかが明確になったので、その後のステップに進むスケジュールが組みやすくなりOJTの効率が上がりました。


もう一つの効果として、食材ロスの削減があります。お肉の焼きはお客様の前でサービス提供する前に実践テストを行い、合格すればデビューという流れになりますが、動画マニュアルで焼きの工程や焼き具合の理解度が上がり、全体的に合格までのテスト回数が減りました。あくまで私の体感ですが、半分くらいの回数になったのではないかと思います。

 

Q3.shouin+の効果や反響

shouin+導入によって得られた効果について教えてください。

山田様:新人育成の生産性が格段に上がりました。
当店の付加価値である、お客様の代わりにお肉を目の前で焼くサービスに関しては、食品の扱い方や焼き加減を細かく指導する必要があります。さらに私の場合は新店の立ち上げ担当のため、 短期間で大人数に教育を施す緊急性もありました。従来の教育方法は、実際に食品を用いて最大2名ずつ実演指導をメニューごとに複数回行なうため、食品ロス含めて非効率に感じていました。

shouin+で事前に動画を見てもらい、さらに空き時間で復習できる仕組みになったことが非常に助かりました。
また、誰が何回視聴したのかを分析できるため、仕事に対するモチベーションを図るきっかけになりました。
見ていないスタッフに対して、トレーナーたちがフォローしています。

 

店舗従業員の皆様からの反響について教えてください。

山田様:従来のアナログ指導を受けたことのある従業員からは「今までわからなかった細かい箇所が、動画でわかるようになった」「繰り返し復習できるようになって嬉しい」という意見があります。一般社員として入社し、もともと意欲の高い人材がshouin+学習を活かして技術面でブラッシュアップできた結果、トレーナーとして活躍している方もなかにはいらっしゃいます。

 

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従来利用していた、社内イントラ共有との違いについて教えてください。

山田様:教育指導に関係ないファイルと混在していたことや、拡張子の問題で端末によって開けないトラブルもあって、教育ツールとして使いにくいと感じていました。管理者としては閲覧制限の設定が煩わしく、学習者にとっては教育コンテンツにたどり着きにくい面倒くささもありました。
今の若い世代は特に、探す労力を嫌がると思います。スマートに動画を見にいける、shouin+のシンプルさがとても良いですね。

気軽に「これを見ておいて!」と周知共有がしやすくなりました。登録時に字幕もつけられるので、編集者としても助かっています。

 

今後の展望について教えてください。

山田様:コロナ禍をきっかけに営業強化に偏ってしまったため、現場教育をもっと楽にするためにもshouin+の使い方を見直していきたいです。
お肉の焼き方以外にも、歩き方などの所作・衛生管理・清掃方法など、各業態共通の知識を全てshouin+に集約できたらと思います。
マニュアルを間違えて覚えてしまっていることが多く、一問一答形式のクイズ機能を使って理解度を図る仕組みも作りたいです。

 

会社名
株式会社サング
事業内容
飲食店の経営
設立
2011年1月
従業員数
750名 (正社員260名)/2023年09月現在

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