株式会社ユナイテッドアローズ
リモート研修でも販売員の育成が可能になり、内定期間で基礎レベルの底上げができた

国内外から調達したデザイナーズブランドとオリジナル企画の紳士服・婦人服および雑貨等の商品を販売するセレクトショップを展開するユナイテッドアローズは、「真心と美意識をこめてお客様の明日を創り、生活文化のスタンダードを創造し続ける。」という経営理念のもと、常にお客様のことを第一に考えて行動できる販売員の育成に力を入れています。
今回は、内定者研修における課題とshouin導入による効果をお伺いしました。

販売支援部 教育チーム
相原 正幸 様
  1. 2007年入社、販売員としてキャリアをスタート。
  2. 2011年から店舗の商品担当と兼任して教育担当になり、スタッフの育成に携わる。
  3. 本社での研修講師公募を見て、2018年から研修講師として新卒・中途の入社後1年間の研修および育成を担う。
目的
入社前に販売員としての基礎知識・スキルを定着させる
課題
内定期間の有効活用ができていない
効果
知識に加えて基礎的な接客スキルが定着した

内定が決まってから入社するまでの期間をもっと有効的に使いたかったんです。

  1. 導入時の課題と決め手について教えてください。

    これまでの内定者研修は、内定が決まってから入社までの期間中に1,2日の研修を行うのみでした。
    入社前なので、仕事としてやってもらうことには限界があるとはいえ、入社後の店舗の指導者の負荷軽減を考えたときに、内定期間中のタッチポイントを増やしていきたいと思っていました。事前に会社のこと、業務のこと、必要な知識をインプットできれば、販売員としてある程度仕上がった状態で入社を迎えられるのでは、という仮説をもっていました。
    内定者には地方在住の方もいるので、期間中の学習は対面だけではなく、何かしら人材育成サービスを導入して行うことになっていましたが、教育チームで検討した条件が、

    ①遠隔で操作できる
    ②相互にコミュニケーションがとれる
    ③動画配信に長けている

    この3つでした。shouinはすべてを網羅していた上に、操作性が非常に良かったんです。
    触ったことのない機能でも「なんとなくこうかな」って触ってみるとだいたいその通りで簡単に操作できる。使い勝手の良さ、デザイン性の高さが導入の決め手でした。

  1. 具体的に、使ってよかった機能はありますか?

    内定者目線で言うと、「トレーニング機能」ですね。シンプルな作りになっているので、学習したい動画に煩雑な操作なしで、すぐにたどり着けるのがよかったです。また、「動画を見て終わりじゃない」という仕組みが学習をさらに深めることができました。このコンテンツってこういうことを学んだんだ、というおさらいがクイズ機能やチェックリスト機能で段階的にできるので、内容の整理や達成感を感じている内定者も多かったです。
    遠隔で管理する上では、クイズ、チェックリストの進捗度合いがひと目でわかるようになっていたので、一人ひとりの取り組みの姿勢が瞬時に把握できて非常に良かったです。
    コンテンツの配信も簡単でした。動画の本数制限も気にしなくていいし、shouinで字幕も入れられるので、ある程度編集しておけばスピーディーに発信できるのが良かったです。

使い勝手のいいツールを導入したのはいいけれど、ちゃんと使ってくれるのか不安でした。

 
  1. 導入時の課題を教えてください。

    「どうやったら全員使ってくれるんだろう?」というのが教育チーム内での課題でした。
    内定者は約200名で、10月~12月に実施される2日間の対面研修後は3月まで顔を合わせることがない状態だったので、いかにshouinを浸透させて自主的に使ってもらうかというのが私たちの最初のミッションでした。

  1. その課題はどのように乗り越えられましたか?

    まずは対面研修の時に、shouinについて意図や使い方をしっかりと説明しました。
    どんな学習コンテンツが見られるのか、まずは興味を持ってログインしてもらうことが重要だと考えたので、shouinのことを説明することが多く、そうしたら、いつの間にか内定者の中で「shouinおじさん」になってしまっていましたね(笑)

    それでもやはり一定数はログインしなかったり、学習が途中で止まったりしている内定者がいましたが、そんなときはshouinのお知らせ機能でフォローアップの内容を配信したり、チェックリスト機能のコメントでアプローチをかけたりしました。すぐに反応してくれる内定者もいたので、リモート研修中でも働きかけられる機能がいくつかあったのはとても良かったです。

  1. コンテンツ準備はどのように進められましたか?

    shouinでの研修スタート前に、ある程度登録したい項目・内容を洗い出していました。
    それらを定期的に、月1回数カテゴリを開放していく形で配信しようというロードマップをチーム内で設計していたので、「何を作るか」はスムーズでした。


  1. それよりも、見てもらうためのコンテンツの「質」についてはこだわりましたね。
    ただ業務のことを淡々と伝えるだけのマニュアル動画をアップしても内定者は興味を持ってくれないな、と途中から方向転換をして作りこみを工夫して、YouTuberを意識した動画作りをしていました。
    「内定者」なので、「勉強しなさい」という強いアプローチではなく、面白いから見てみよう、今度は何やるのかな、って興味を持ってもらえたらいいよね、とチーム内で話していました。
    こういったちょっと面白い動画がきっかけで視聴率が伸びた部分もあったので、内定者に対する方向性としては効果を感じています。

動画でも思いが伝わる。遠隔でも育成ができるんだと実感しました。

 
  1. 導入後の変化と効果について教えてください。

    変化については、内定期間中に具体的な業務内容や知識、接客スキルの学習までしっかりと行えたことです。
    これまで1,2回だけの対面研修を実施していた時は、時間の都合上、理念や心構え、挨拶の研修に特化しており、知識、業務レクチャーまではできなかったので、そこは大きな変化でした。

  2. 効果については、内定者の成長を感じることができたのは動画レビュー機能です。
    笑顔の作り方や服の畳み方といった課題に対して動画を投稿してもらうことで、内定者の「今」の状態が見える。ただ投稿してもらうだけではなく、フィードバックしたコメントを受け止め、改善してレベルアップしている内定者も一定数いたので、遠隔でも人材育成って出来るんだ、と実感できました。
    ユナイテッドアローズの特色でもありますが、実際に自分の目で見て成長を感じたい、伝わる印象で「伸びたな」「まだだな」というのを感覚的に判断したいという人が多い会社なので、動画レビュー機能は非常にマッチしていたと思います。
  1. 投稿される動画の撮り方は内定者によって様々だったと思いますが、評価に問題はありませんでしたか?

    もちろん人によって画角や画質が違うことはありましたが、動画でもしっかりと本人の意識や思いが伝わってきたので評価は問題ありませんでした。一生懸命さや取り組む姿勢はすごく重要で、動画レビュー機能ではそこも評価してあげることができたのがすごく有効でしたね。
    評価の返し方については、総評と動画上にマークをつけることで細かく「ここがこうだよ」というポイント指摘ができる機能が、本当にOJT(職場内訓練:On-Job Training)しているような気分で育成することができました。

内定者だけではもったいない!ユナイテッドアローズ全体でshouinを活用していきたいと思っています。

 
  1. 今後の展望についてお聞かせいただけますか?

    最終的には店頭での接客時間、実際にお客様の満足度を高める時間の極大化につなげていきたいです。
    現状店舗は常に教えるための時間も人も足りない、という状況ですが、「教える」がshouinに置き換わることで、今まで店長やトレーナーが後輩の育成に割いていた時間を、お客様のために当てることができるようになる、と考えています。また教える側がshouinで教えることと対面で教えることを整理できれば、成長のスピードアップとトレーナーの労力削減との両方の側面で効果が期待できると思っています。
    今回内定者研修でshouinを使ったことで、遠隔でもしっかりと育成できることが分かったので、活用の幅は広げていけそうです。
    私たちにとってshouinは「もう1人の教育者」です。その人(shouin)は言うことが一緒だから、育成内容の平準化が実現できるようになりました。人によって言うことが違う、というのは店舗にずっとつきまとっている課題だったので、これもshouinが解決してくれそうですね。

接客スキルも動画で十分育成できる。接客業だからこそ、shouinを有効に使えるんじゃないかなと思います

 
  1. 最後に同業種の企業に向けたメッセージをお願いします。

    接客サービス業界は、直接会って手ごたえを感じたり、対面のキャッチボールをしながら生まれたりするものを大切にしている人が多い業界だと思います。私たちも、正直最初は「動画で十分な育成、評価ができるのかな?」と思っていましたが、実際やってみると、shouinならではの動画、クイズ、チェックリスト機能で育成が十分進められましたし、動画レビュー機能を使うことで問題なく評価できました。また内定者から投稿される動画からは、その人の人間性を感じることも可能でした。
    ツールの使い方の工夫、タッチポイントをしっかり設計することで、お客様に対面するサービス業だからこそshouinを有効に使えるのではと感じています。

社名
株式会社ユナイテッドアローズ
事業内容
紳士服・婦人服および雑貨等の企画・仕入および販売
設立
1989年10月2日
従業員数
3,924名(2019年3月31日現在)

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