従業員が自由に学べる環境を!美容脱毛サロンが取り組む教育DXとは?
株式会社セピアプロミクス

従業員が自由に学べる環境を!美容脱毛サロンが取り組む教育DXとは?

目的
  • 従業員への学習環境の提供
  • 検索性の高いマニュアル保管場所の創出
  • 店舗からの業務に関する問い合わせの減少
課題
  • 従業員の学習環境がなかった
  • マニュアルが検索性の低い環境にあった
  • 伝達事項の浸透が不十分だった
効果
  • shouin+を知識の保管場所にしたい
  • 学習効果を向上させていきたい
  • サロン間のノウハウの共有をさらに活性化したい

愛知県を中心に「Be・Escort(ビー・エスコート)」をはじめとする、美容脱毛・エステサロンを約50店舗展開しているセピアプロミクスは、お客様の人生をより良くするべく、サロンスタッフの更なるスキルアップに力を入れています。 今回は、shouin+を活用した研修を推進している管理部教育課の生田様、榎木様のお二方に、shouin+の導入を検討するに至った背景から、今後期待している効果までお伺いしました。

 

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管理部
教育課
課長

生田 彩華 様

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管理部
教育課
係長

榎木 麻里子 様

 

 

Q1.導入前の課題について

shouin+導入前の研修や人材育成のお話を絡めながら、抱えていた課題、shouin+をご導入いただいた目的についてお聞かせください。

生田様: shouin+の導入を検討している時は、社員が学ぼうと思っても自ら学ぶ環境がないことが課題となっていました。サロンの店長に対する教育を強化することをミッションに掲げたときに、現在の環境では学習しづらいと考え、店長だけではなく全サロンスタッフがいつでも好きな時に学習できるツールを探し始めました。

そのほかにも、新しいキャンペーンやルール改変など、業務全般の伝達事項がなかなかサロン内で周知されていない、正しい情報が伝わっていないことも大きな課題でした。
例えば、店舗での支払い方法が変更されたときに、事前に必要だった端末の設定をしていなくて、お客様をお待たせしてしまったということがありました。変更方法等について周知していたものの、周知に使用しているグループウェアではマニュアル自体が見つけづらく、保管されている場所が分からなかったり、そもそもマニュアルが見づらかったり、最新版に更新されていなかったりといった課題があり、必要な情報に必要な時にアクセスできない状態になってしまっていました。 そのため、「端末の設定方法が知りたい」、「マニュアルはどこにあるのか」といった同じ内容の問い合わせの電話が、毎日どこかしら別のサロンからかかってくるなど、本社・店舗間でお互いに労力と時間がかかっているというのが現状です。


従来、マニュアルはどのように配布・更新されていましたか?

榎木様: マニュアルはグループウェアで配信して、サロンではそちらをそのまま見せる、あるいは印刷するなどして周知をしてもらっていました。グループウェアは基本的にはメールのようなもので、時間が経つと資料が埋もれていってしまいます。資料を保管できるフォルダもありますが、shouin+のように見やすいものではなく、また全ての資料がそこに保管されているわけではないなど、保管先が一元化されていないため分かりづらかったです。更新自体も、管理方法がバラバラなので継続されていない状況でした。


「問い合わせが多くお互いに労力と時間がかかっていた」ことについて、shouin+ではどちらの機能で置き換えることができそうでしょうか?

生田様: 現時点ではまだ課題の解決にまでは至っていませんが、用語集で置き換えていきたいと考えています。実際に来た質問や問い合わせの多い用語を[用語名]へ入力し、その回答や説明を[説明文]欄に入力して、少しずつ貯めているところです。用語集はキーワードで検索することができますが、忙しいサロンスタッフにとっては、ぱっと検索して見つけられるのが一番良いと思っています。
あと、マニュアルを全てshouin+で保管し、用語集も含めて「わからないことがあればshouin+」といった認識を広めていくことが問い合わせを減らすことに繋がると期待しています。

 

Q2.なぜshouin+を選んだのか

shouin+を選定した理由をお聞かせください。他社サービスと比較したメリットもあわせてお聞かせいただけますでしょうか。

生田様: 選ぶうえでの必須条件だったのは、以下の5項目でした。
・動画や画像をあげられること
・パワポやPDFをあげられること
・検索が簡単にできること
・動画や資料を見たか確認できること
・ID/PASSでログインできる…メールアドレスと連携が必要ないこと
shouin+はパワーポイントをあげられない点以外は条件に当てはまっていました。

また約8社のサービスと比較をしましたが、以下が条件に当てはまりませんでした。
・費用が高い
・動画があげられない
・ギガ制限がある
システム上で動画を撮影・作成をしなくてはならないところも数社あったのですが、弊社は社内で作り上げてきた学習動画が既に60点以上あったので、作り直しをする手間がとても増えてしまうこととそれによってすぐ活用できない、解約時には再度動画を作り直さなければいけないといった点で断念しました。
システムを導入したかった目的の1つでもある「学習もできて、マニュアルも保管できるサービス」を探していて、他の会社のサービスはどちらかに偏っているものが多い印象でしたが、shouin+の場合はその両方が備わっているなと感じました。

shouin+はマニュアルの閲覧だけではなく、検定やクイズなどの学習機能がすごく魅力的に感じたのと、動画レビュー機能もすごくいいな、使ってみたいなと感じました。比較していたサービスの中でも、動画を提出できる機能は唯一無二のものでした。
あとは、学習進捗を追える機能と学習した内容が身についているかどうかをチェックできる機能が備わっていたのも良かったです。このような機能から、従来の研修をできる限り継続できそう、かつさらに前に進められそうだと感じ、導入を決定しました。

榎木様: 私はシステムの比較検討がすでに始まっていた段階でプロジェクトに加わりましたが、パッと見た時に、shouin+の画面の見た目、使いやすさが一番良いなと感じました。

 

Q3.なぜ導入のタイミングが今だったのか

導入タイミングが今になった理由や背景をお聞かせいただけますでしょうか。

生田様: 1年ほど前から社内でDX化の動きがあり、教育の部門でも「もっと学習しやすい環境にしたいよね」という声が課内であがり、学習システムの導入を検討していましたが、 「学習できるだけではなく、マニュアルも管理できたら良いよね」といった声もあり、そこから3ヶ月ほどかけて、8社のサービスの比較検討が始まりました。
当時の決済者は、「限られた人数でどのように教育していくか」を考えたときに、24時間自ら学習できるシステムがあれば、こちらからアプローチしなくても、学習したい人は勝手に学んでくれるよねと期待されていました。



Q4.今後の動きと狙っている効果

今後shouin+をどのように活用していこうとお考えなのか、どのような効果を期待しているのかについてお聞かせいただけますでしょうか。

榎木様: 一番は学習ツールとして動画マニュアル、クイズ、検定の活用をしていくことです。現在は新入社員と店長の教育に活用していますが、今後はその他の役職者(店長候補の主任など)や中堅社員にフォーカスしたコーストレーニングやコンテンツを作成し、全体的な知識の底上げ・向上を狙っていきたいです。

店長候補の主任に対しては、店長になるための知識やマネジメントの部分の育成もしていきたいと思っています。
中堅社員の教育については、どうしても新人教育から離れてしまうと現場の経験値や感覚に頼ってしまうことがあるので、しっかりと知識をもってお客様に対応することができる、かつ事務面でも自ら管理できるようになるということを目標に、段階的に指導・学習ができるように動画などの学習コンテンツを整えていきたいと考えています。新人教育用に作成したコンテンツを活用することもできるなと思います。

また、現状毎日1時間以上はサロンからの問い合わせの電話に対応しているので、今後はshouin+のマニュアルや用語集を活用して、「わからないことがあればshouin+で確認する」ということを共通認識とすることで、全スタッフの労力と時間の削減をしていきたいなと思っています。

あとは、各店舗・各エリアで使用している店頭のポップやご提案書などのお客様への営業に使用しているツール、スタッフの経験や知識などが、今は横展開できておらず、それぞれの店舗独自で持っている状態なので、shouin+のタイムライン機能等を活用して、全国のサロンで有効だった取り組みなどの成功事例を共有しあい、営業面でもレベルアップしていきたいなと思っています。

他のエリアや店舗の良いところを共有しあって、お互いにどんどん取り入れていけると、さらに成功事例が増えていくのではないかと思っています。 サロンスタッフたちにとっては、そのような自分たちのサロンで使える知識やノウハウこそ、一番知りたいことだと思っています。 そのため他エリア・店舗での成功事例がアップされているタイムラインを見てもらえるようになれば、より全体的な成果も上がってくるのではと期待しています。

 

榎木様自身がサロンで勤務されていたご経験からもそう考えられているのでしょうか?

榎木様: そうですね。サロンで働いていたときから、私自身も学習コンテンツもデジタルデータとして資料があった方が便利なのではないかと思っていました。

今後はさらにshouin+の活用を強化して、学習コンテンツを軸にした研修のデジタル化はもちろん、キャンペーンなど最新情報の正確な共有、成功事例の横展開を行って、店舗ごとに自分たちのサロンを自分たちで盛り上げていけるような環境を作っていきたいと考えています。

会社名
株式会社セピアプロミクス
事業内容
美容脱毛、エステサロン、EC事業など
設立
1997年7月
従業員数
300名(2019年度)

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