美容脱毛事業を展開するミュゼプラチナムは、脱毛に通い終わった後もお客様と繋がって行けるように、ミュゼコスメなどの化粧品開発やEC事業、ホワイトニング、まつ毛エクステといった女性の美容に関わる事業を充実させています。「歓喜共感」という経営理念のもと、美容脱毛事業ではどのような新人研修を行なっているのか、研修における課題と、shouinを導入した効果についてお伺いしました。
エステティシャンとして入社し、おもてなしの接客と、きめ細やかなサービスでお客様の信頼を集め、
エリアマネージャー、営業部長などを務める。
2016年10月にエステティシャン出身で初となる営業部を統括する執行役員に就任。
現在では教育部のトップとして、会社経営や人材育成に携わっている。
メイン事業となる美容脱毛事業では、スタッフの採用後、店舗と本社合わせて5週間の研修を行っています。
店舗では3週間、ミュゼの企業理念や仕事の流れを理解する期間としており、本社ではMBA(ミュゼビューティーアカデミー)という研修センターで2週間、本社トレーナーと技術に特化した研修を実施しております。
研修中は毎日の振り返りを紙の日報に書いて提出してもらい、「タギー」と呼ばれる店舗の先輩スタッフや、本社トレーナーがコメントを書いてアドバイスしています。
紙の日報は店舗と本社間での引き継ぎも兼ねており、本社研修時に新人スタッフに持参してもらうようにしているのですが、本社トレーナーは店舗研修中の新人スタッフの様子が把握できなかったり、新人スタッフが日報を持ってくるのを忘れてしまったりするということがありました。
また、女性の多い職場では日々の気持ちの変化に対するケアが重要になってくるのですが、可視化できていないことで フォローが遅れてしまうという課題を感じていました。
日報の機能がとても魅力的でした。
もともと紙の管理を廃止したいと思っていたので、日報の機能は必須だったのですが、shouinには本社トレーナーが店舗研修中の新人スタッフの様子を見ることができる機能が備わっており、正に課題となっている部分を解決できると思いました。
また、動画やクイズはミュゼコスメの学習に、チェックリストは店舗での研修項目を置き換えることで、バラバラと管 理していたものを一元化できるところも導入の決め手でした。
特に日報の部分では効果が見えてきていて、本社トレーナーが店舗研修中の新人スタッフの様子をリアルタイムに把握できるようになったことで、研修の事前準備が効率化している様子が見受けられました。
shouinの日報機能はタギーや本社トレーナーからのコメント記入ができるのですが、それにより新人スタッフ、タギー、本社トレーナー間のやりとりが続き、「フォローしてもらえている」ことがモチベーションに繋がってきています。
また、shouinを使うようになってから、今思っていることなどの心境を記入する新人スタッフが増え、適切なタイミングでのメンタルケアもできるようになってきています。
ミュゼコスメのコンテンツを置いている動画やクイズは、新人スタッフの回答状況や動画の視聴数を見て、コンテンツのブラッシュアップをしているところです。
本社としては、日報によって新人スタッフの状態が可視化できるようになってきたので、より定着に繋がるような活用ができるといいと思っています。
新人スタッフ側としては、取得した資格情報などミュゼ独自で持っている個人ステータスがshouinで見られるようになれば、よりモチベーションに繋がると思っています。自社で自由にカスタム項目が作成できる機能をリリース予定と聞いているので、楽しみにしています。