映像を用いた評価システムの特許取得のお知らせ
2019年11月07日ニュース

いつもshouinをご利用いただきありがとうございます。当サービスは、学習者と指導者間の実技撮影などの映像における評価システムに任意のタイミングでマーカー(コメント)を付与することを可能にし、シーンごとに適切なフィードバックすることで双方向コミュニケーションのUXを向上させました。この度、その機能を【特許第 6588120 号】として取得しましたことをお知らせいたします。

 

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<特許の概要>
従来の映像を用いた評価システムは、学習者が自らの動作を撮影して成果物を送信し、指導者が動画を再生しながら評価を行い、結果をフィードバックします。このとき両者の間でコメントを交換し合うインタラクティブな評価方法で学習効果及びモチベーションの向上を図っています。
しかしながら、動画の再生時間が長い場合には、指導者がいくつかのシーンを再生させながら全体評価を考えなければならないので、評価が煩わしくなり適切なフィードバックが行われなくなるという問題が生じます。また、指導者からの評価を受けた学習者は、動画の全体的な評価しかなされていないので、動画のどのシーン・部分が良かったか、悪かったかを具体的に把握することができません。従って、学習者は具体的な評価を受けられず、能力を効率よく向上させることができないのが現状です。

本発明では、指導者は動画を再生しながら任意のタイミングにおいて評価を付加することができます。気になったシーンごとに逐一評価を行うことができるので、評価の煩わしさを改善し、適切なフィードバックができるようになります。その結果、学習者は評価がついたシーンをスキップ再生し、具体的なコメントを確認することができるので能力を効率よく向上させることができます。

当サービスの機能では遠隔地での動画撮影を用いた双方向コミュニケーションがより効果的になり、様々な人材育成のシーンにおいて活用が見込めます。

<活用事例>
・作業オペレーションのデモ
・新商品の説明デモ
・接客対応
・店舗、施設内の衛生面や品質面のチェック

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① 「映像を用いた評価システム」

指導者が使用する端末は、送信された動画全体の総合評価とともに気になるシーンを再生停止して特定の位置を強調表示するためのマーカー情報を動画上に付与します。マーカーに対して個別に評価コメントをフィードバックすることができます。
学習者は動画のどのシーンが良かったか、悪かったかをマーカー情報を見ることによって視覚的に把握し、さらにマーカーがついた箇所を再生スキップして確認することができます。
自身の振る舞いに対して効率的且つ効果的に評価を受けられるので、更なる能力の向上に寄与することができます。


特許番号:特許第6588120号
名称 : システム、端末及びプログラム

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